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食 べごと研究所って?

 「食べごと研究所」では、エコフードプロジェクトをスタート。
 「体にも環境にもよい食の実現」をめざして、
  身近でできることから始めていきます!

いま こそ食の見直しを

特別料理上手ではないけれど、私は母の料理が大好きでした。
甘く煮込んだコロコロとしたハンバーグも、おだしのきいたとろろ芋も、
祖母から大事に受け継いだぬか漬けも。

1日中働いた後でも台所に立ち、きびきびと家族6人分の食事 を作る母。
そ の後ろ姿を、私はいつも感謝と尊敬の念を持って眺めていました。
その思いがあれば、おのずと母の隣に立ち、鍋をかき混ぜたり、
盛りつけたり、たいして役に 立ちもしないけれど、
できることを手伝ってあげたいと思うものです。
子どもの心に「感謝」や「尊敬」「思いやり」といった、
豊かな感情が芽生えるのは、
きっとそんな母の後ろ姿を見たときではないでしょうか。
そして今、大切な人たちのために
おいしいごはんを作ってあげたいと思うのも、
母から自然に受け継いだ気持ちだと思います。
今の子どもたちにも、お母さんの料理が大好きだと
自信を持っ て言ってほしい。
そのためにも、お母さんも子どもたちも一緒に、食の大切さについて、
 もう一度見直していかなければならないと思います。


食は 命。心と 体をはぐくむ基本です。

食は、私たちのすこやかな心と体をはぐくむ基本です。
人格や価値観の形成、人と人とのつながり、
ひいてはその人の生き方にも大きな影響を及ぼすも のだと思います。
ところが現在では、利便性や経済性を追い求めるあまり、
最も基本的な食がおろそかになっているように思います。
命を育む食が、単なる空腹を満たすだけの物質になっていないでしょうか。
先人たちは、四季折々の季節の恵みから、
日本人に合ったすばらしい食文化を生み出してきました。
こうした先祖代々受け継いできた伝統的な食のすばらしさに気 付き、
継承していくことこそ、豊かな未来につながると信じています。

同時にそれは、もはや風前のともしびとなった、
自然環境を守る一助にもなるものだと思います。

食と環境はひとつです。
体によい食べ物は環境にもよく、環境 によい食べ物は体にもよいのです。

「食べごと研究所」では、体や環境、食事文化など、
さまざまな角度から“食 べること”全般を見直す活動を行っていきます。
その第一弾として、「エコフードプロジェクト」を立ち上げ、
「体にも環境に もよい食の実現」をめざして、
身近でできることから始めていきます。


五目煮画像
白和え画像
ぬか漬け画像


顔写真
食べ ごと研究所「エコフードプロジェクト」
代表
 
山田奈美
●Profile●
広告制作会社勤務を経て、フリーのライター・エディターとして雑誌や書籍 の執筆、制作にたずさわる。10年前より、「東京薬膳研究所」主宰・食養研究家の武鈴子氏に師事。東洋医学や薬膳理論、食養法について学ぶ。現在、食 の見直しや 食文化の継承、食養法、環境問題を中心に執筆活動を行う。さらに、書くだけでは飽き足らず、「食べごと研究所」を設立。「エコフードプロジェクト」を立ち 上げ、体と環境にいい食の実 現をめざして具体的な活動を始める。区民農園や小さな庭で野菜作りにも励む。

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